皆様こんにちは。
MC事業部 庶務の杉谷です。
寒暖差が激しく体温調節が難しい日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は最近、「だいぶ暑くなってきたなー」なんて思いながら冬服を全て押し入れの奥底に封印したのですが、その翌日に急に気温が下がってしまい、ガタガタ震えながら自然の理不尽さに思いを馳せておりました。
といいますか、ここ数年のお天道様の地球の温度管理、なんか雑すぎません?
昨年の12月頃もかなり暖かかったですし、今年に入ってからも4月の時点で30度超えの地域が出たなんてニュースを聞いたりしました。完全に調子に乗ってますね。もうちょっと真面目にやってほしいところです。
皆様も、どうぞ風邪にはお気を付け下さい。
さて、そんなことは置いといて本題に入ります。
私は仕事柄、主にHOT(在宅酸素療法)の患者さんやHOTを扱う病院さんとやり取りすることが多いのですが、その中で「間質性肺炎」「COPD」という言葉をよく目にすることに最近気が付きました。
普段在宅酸素と接点のない方はあまり聞いたことがない単語かもしれません。
かくいう私も、幸運なことに家族の誰も在宅酸素を使用せずにピンピンしていますし、在宅酸素に関しては全くのゼロ知識で入社しました。その為、
「肺炎に種類とかあるの!?肺炎は肺炎でしょうが!!」
「COPD…? PDCAサイクルの仲間かしら…?」
…などという考えが頭の中を巡ってしまう始末です。
流石に気になったので、軽くですが調べてみました。
間質性肺炎とは?
「間質」という肺胞の壁が炎症を起こすタイプの肺炎。
Q. そもそも「肺胞」とは?
気管支がさらに枝分かれした先についている
ブドウみたいな見た目の器官の名前。
なぜ形がこんなに粒々しているかというと、この形にすることで肺の表面積が増え、その結果肺が空気に触れる面積が増えてより効率的に酸素と二酸化炭素の交換ができるからだそうです。
肺を広げるとテニスコート約一面分にもなるそうです。これが人間の胸の中にすっぽり納まっているのですから不思議ですね。
間質性肺炎になるとこの肺胞が小さく硬くなってしまい、酸素と二酸化炭素の交換がうまくできなくなってしまうみたいです。
※画像引用元:間質性肺炎は禁煙とカゼの予防が大切 | 「健康365」公式Webメディア 365カレッジ (365college.press)
COPDとは?
慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)の略称。
主に喫煙が原因で気管支や肺胞が炎症を起こし、気管支が狭くなったり肺胞が破壊されたりして空気が取り込みづらくなる。
また、粘液腺が大きくなるので痰の出る量が増える。
私が調べた限りですと、間質性肺炎が主に肺胞に炎症が出るのに対して、COPDは肺胞だけでなく気管支や粘液腺にも炎症が出るようです。同じ肺の病気でもここまで違いが出るなんて、なかなか興味深いですね。
上記の他にも様々な病気があるようなので、今後も調べていきたいと思います。
何だか学校のレポートみたいになってしまいましたが、今回はこの辺で失礼いたします。
それでは。
【参照サイト】
【中学理科】肺のつくりと肺胞のはたらきを元教員が解説 (kagakuhannou.net)
間質性肺炎は禁煙とカゼの予防が大切 | 「健康365」公式Webメディア 365カレッジ (365college.press)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは? 原因・症状・検査について | メディカルノート (medicalnote.jp)
慢性閉塞性肺疾患(COPD)とはどんな病気でしょう?|医療法人啓生会 やすだ医院は、京都市南区にある呼吸器疾患を専門とする医療機関です。 (keiseikai.net)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022〔第6版〕 – 学会誌・出版物|一般社団法人日本呼吸器学会 (jrs.or.jp)