神戸メディカルケア事業部所属古澤です。
忘年会で黄色い派手な柄シャツ着ていた人間です。
最近は日本平均株価が4万円、金の価値も19年で7倍、ビットコイン1000万突破、など投資をしている人には景気のいい話が多く、それに伴って新NISAに関するニュースも多く、目にした方も多いと思います。
円安や、半導体関連株価が要因と言われてます。
生成AIで使われる半導体は、パソコンを使う人なら誰もが知っているNVIDIAが過去最高益、熊本に半導体工場が出来て熊本ではバブルのように土地や時給が上がっています。
北海道の千歳市にも半導体工場が作られて同じような経済効果が期待されています。
日本人の半数以上の人が株価が上がろうが「私には関係ない」「一般人には関係無い」
といった感覚の人が多いのではないでしょうか。
関係無いのは金持ち云々では無く「資産運用をしていない人」です。
そういう人は「怖い、難しい、わからない」というだけで新しく学ぶ事に目を背けている人が大半だと思います。
日本人の美徳として「手堅く、安全に貯金」という考えががあり、金儲けの話をすると汚いというイメージがあり、諸外国に比べても貯金の比率は高い傾向にあります。
しかしマクドナルドのハンバーガーや、ガソリンなど10年前、20年前は100円だった頃や、今の物価高円安で比較すると、貯金が同じ100万でも価値が違うのはわかりやすいのではないでしょうか。貯金もまた日本通貨への投資です。
少しだけ頑張って株に興味を持つと少し周りを見る目が変わってきます。
すると何が流行ってるのか、
世の中で何が起きているのか、
と言う事に少し興味を持つようになります。
外回りしている方にわかりやすいのは、何ができるのかなと思えばチョコザップ。ここにもそこにもチョコザップ。
半年前はRIZAPの株価は170円ほどでした。お金持ちじゃ無くても買える程度でした。
しかし現在、株主優待や今後の期待もあり、株価が500円前後を推移しています。
「あ、ここもチョコザップできるんや」
だけで終わらず、
「なんでこんなにチョコザップできるんだ?」など疑問に思うんです。
自分の趣味や好きな事の方がわかりやすいです。
「このお酒めちゃ美味いやん」
「この釣具凄い」
「トレーディングカード流行ってるわ」
「このアニメ、映画大人気やな」
そこから何の会社だ、など調べていくうちに色々と知識が増えていきます。
他に身近な会社でいえば、私のよく行く居酒屋に、六甲アイランドの廃棄物処理会社の大栄環境の方がいました。
「へーゴミ収集の会社なんや」
くらいで、会社の名前は昔から知っていましたが、1年ほど前に上場している事はまったく知りませんでした。
この間女子サッカーのINACのオーナーになったり、3/1からオープンしたロッコウアイパークの所有会社だったりよく名前を聞くようになりました。株価も上場以来順調に伸びています。
なんの会社や、どんな会社や、上場してるなら株価どんなもんや。ともう一歩踏み込んで疑問を持ったりしてみると、少しお小遣いが増えるかもしれません。
同じ業界の会社のIRや決算書を見てみるのもいいかもしれません。
USJ、ネスタリゾート、丸亀製麺の立役者に森岡毅という方がいます。
その方の本でパースペクティブという言葉が出てきます。パースペクティブとは、「本人が認識できる世界」です。
未知のもの、苦手なものを「食わず嫌い」せず、まずは食べてみる、どうやったら美味しく食べることができるか研究してみる、という過程が、「パースペクティブを広げる」には大事なんです。
株を買わなくても、どんな会社なんだろう。と疑問を持つ事が世の中を知り、色々な会社を知り、多少なりとも経済に興味を持つ事で、 今より視野を広げ、アンテナを広げる事が自己の成長に(仕事に関係なくても)繋がると思います。
2022年4月からは高校の授業で金融教育が始まり、これからの若い人は金融リテラシーを身につける人は大人より増えて行きます。
これからの世代は金融を多少知ってて当たり前になるかもしれないので、大人として多少学んでもいいかもしれません。
そういう事は詐欺や怪しい話しなどから身を守る事にも役立ち、家族や知り合いを守る事もできます。
株式投資をしない事は損と言うわけではなく、どんなものか知った上で選ばない選択肢もあります。
当然絶対に増えるというわけではありません。しかし、株はギャンブル的なやり方もあれば、手堅いやり方もあるので、知らないまま怖がる必要は無いと思います。
これだけ長々と書きましたが、私も対して知識は無く初心者に毛が生えた程度です。
ただ、金銭面どうこうではなく、知りたい事が増え、知ってる事が少しだけ増えて楽しくなりました。